2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
公立校の定期テストは、たいていの場合 非常に易しい問題で構成されます。 テスト対策としても、「いかにミスを減らすか」 ということに尽きるでしょう。 教材も難しいものは必要ありません。 学校のワークや「一問一答クイックチェック」 のような基礎的な…
古文のテストも授業に対応して概ね2タイプあります。 一つは、短文を使った文法問題中心のタイプ。 もう一つは長文にいろいろと設問をつけるタイプです。 どちらの場合もカギになるのは短文解釈の練習。 文法問題中心の場合は、授業対策と同様に 渡されたド…
○先取り用 国語・語彙 かんじと言葉の決まりトレーニングシリーズ 言葉力シリーズ 国語・理科・社会 中学入試まんが攻略BON!シリーズ まんがで読破シリーズ そのとき歴史が動いたコミック版シリーズ 親子ではじめる○○まるごとシリーズ ほんとうの「国語力」…
国語のテストは、知識問題と読解問題に分かれます。 読解問題は教科書の文章からそのまま出題されます。 知識問題は漢字の読み書きをはじめとして、 問題だけをみて答えられるようにしなければなりません。 例えば機械的に「10回書いて終わり」では 点数に…
中学生に限らず試験が怖い、という声はたくさん聞きます。 なぜそんなに怖いのでしょうか? 私は未知への恐怖という点が大きいのではないかと思います。 知らないもの、初めて見るものが怖いのは当然。 しかし、同時にここで違和感も覚えます。 それまで学習…
書房に収まりきらない人気書・話題書のレビューコーナー。 他書を押しのけて書房に収まらないということは、やはりそれだけの理由があるので ツンツンモードの辛口批評でございます。信者の方は読まないほうがいいと思います。 最近は辛口と悪口の区別がつか…
雑記・理論編…主に指導者向けの記事となります。 中学授業編…中高一貫校にも対応しています。 中学テスト編…中高一貫校にもほぼ対応しています。
詳しく興味を引く解説、自然に実力がついていくような設問・問題の配列、 初心者でも理解できるステップ、覚えやすさにとことんこだわったレイアウト… 私は、優れた参考書・問題集が、文化的価値の高い「作品」であると考えています。 また、家が貧しかった…
一貫校における理科・社会のカリキュラムには 学校や教師の個性が色濃く反映されます。 要するに、内容はかなりバラバラなので それを理解するためにも個別の対策が必要なのです。 ただし、明らかに問題のある類型のカリキュラムというのが 一定の割合で存在…
理科や社会の授業がわからない理由として、 まず考えられるのが国語力の不足です。 先生の説明や教科書の記述に知らない言葉が多くて 理解できなくなる、というパターンです。 この場合は、まず国語を克服してください。 次に考えられるのが具体的なイメージ…
難関私立校に合格するような生徒にとって、 中学校内容の数学はそう難しくありません。 しかし、進度は相当速い上に体系重視のカリキュラムのため 中1・中2時点でも高校内容の数学を相当量扱いますから油断は禁物です。 現に「燃え尽き症候群」や「中だる…
中学校で数学の授業が理解出来ないという場合、 小学校の算数からつまづいているという話はよく聞きます。 数学は負の数まで含めた四則計算から入るため、 算数がわかっていなくてもある程度ついていける面もあるのですが 最低限理解していないと文字式あた…
「トレジャー」のような一貫校向け教科書には 教科書ガイドがありません。 そして、一年一冊のペースで学習していくと 中2の後半あたりから高校レベルになります。 さらに中高一貫校では「シリウス発展編」のような かなり難しい文法問題集を使う場合があり…
英語は積み重ねの教科ですから、授業がわからないという場合 わからなくなったところまでさかのぼって学習しなおす必要があります。 しかし、一般的な教科書やワークでは 「なぜその意味になるのか」という肝心な部分の説明が欠けており そもそも単語や例文…
どちらも非常に人気のあるシリーズなのですが これらだけで数学の学習を済ませようとするのは危険です。 本来答案に書くべき図や表が、そもそも書かれていなかったり 欄外にしか出ていなかったりすることがあるからです。 2次試験でそのままの答案を作れば…
中高一貫校では、英語や数学の先取りという印象が強いと思いますが 国語においても公立では高校から始まる「古典文法」を 中2の半ばくらいまでに早々と始めてしまうのが一般的です。 中学内容の古典を飛ばしていきなり高校内容を扱うような場合、 数学や英…
中学校入学時点でもっとも大きな差がつきやすいのは国語です。 小学校では意味・内容の把握より、文字の読み書き自体を優先するため 言葉の意味まで含めて学習できていたかどうかでは 人それぞれということになってしまいがちなのです。 意味のわからない語…
どうも最近の中高生の間で「いまいち」という言葉が流行っているようですが 「もう一息」という字義からは大きく離れた意味で使われるため注意が必要です。 たいてい「○○がいまいちよくわかりません」「○○がいまいち苦手です」 のように使われるようです。 …
残念なことに、「思考方法を身につける」という 勉強の本体とはかけ離れた「勉強」法(これを私は「お勉強」と呼びます) 今の日本ではまかり通っています。 例えば、問題の答えらしきものを書いてみて丸つけをする。 意味もわからないまま文章を音読する。 …
受験勉強の目的は、はっきりしています。 試験で合格点を取ることです。 では合格点をとるためには何をすればいいのか。 私は「試験問題を解くための思考回路を作ること」 だと考えています。 そのためには頭の中で 「正答に至るプロセスを繰り返し再生する…
GLS書房で大量の参考書・問題集を紹介していながら その使用方法については書いていないものもあります。 これは「どう使うか」こそが受験技術の核心に当たる 企業秘密であり、公開できないからです。 受験勉強に関する質問は「お勧めの参考書を教えてくださ…
「数学が苦手です。どうしたらいいでしょう?」といった 「○○が苦手」という相談も知恵袋などで多く見られます。 このパターンでは「苦手」とされる科目や分野の学習量が 他の科目や分野のそれと比べて少ないケースが大半です。 英語や国語の学習量を100…
ヤフー知恵袋の受験カテゴリでよく見る質問に 「やる気が出ません。どうしたらいいですか?」 というようなものがあります。 この手の質問に対する私の答えはとても単純。 「やる気がなくてもいいから勉強しましょう」 これに尽きます。 いくら学力的に優秀…
書房に収まりきらない人気書・話題書のレビューコーナー。 他書を押しのけて書房に収まらないということは、やはりそれだけの理由があるので ツンツンモードの辛口批評でございます。信者の方は読まないほうがいいと思います。 今回は東大英語基礎力マスター…