天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

北から目線で考えた新大学群MIDoRi(みどり)

 地方からの目線で私立大学を分類すると、第一志望の国立大学のレベルごとに併願校になりうる大学ということになります。

 最上位は早慶、旧帝前期の滑り止めはMARCH・関関同立ということになるでしょう。ではその間くらい、やや厳しいが東大を受ける、東大ではないが北海道外の難関大を狙うような層ではどのあたりが併願先として考えられるでしょうか。

 早慶では成功率が低すぎる一方、MARCH(明治以外)や関関同立同志社以外)を候補に入れるくらいなら前期から北大を受ける。とすれば、考えられるのは明治大学同志社大学に加え東京理科大学ICUあたりではないでしょうか。これらをまとめると「MIDoRi」という新大学群が出来上がります。 

 もっともこの層の受験生は前期がダメな場合、後期は北大を受けるので、実際には相当数が北大に進学する(MIDoRiは蹴られる)ことになりそうですが。