たまに誤解している人もいるのですが、センター試験は一部の科目を除き応用問題中心の比較的難しい試験です。東京などでは「比較的できる子が受ける試験」と認識されています。北海道の高校入試や、それを意識した道コンなどの基本事項や知識を直接問う問題が中心のテストとはまったく性質が違うという点にご注意ください。また、英語中心に、来年移行の「共通テスト」ではさらに単純知識問題を減らし、応用度の高い試験となる見込みです。
近年では理系のほうが学習範囲が広く、より応用的な科目を受験するため平均点が幾分低くなっています。8割くらいまでのゾーンで目標得点率が同等であれば、難易度は理系の大学のほうがやや高くなっていると考えて間違いないでしょう。
以下、道内各大学の目標得点率です。
参考までに道内の各高校の例年の平均点ゾーンや、道内からの進学者がある程度いる大学の目標得点率を追記しています。
文系 理系
(東大 京大) 90% (東大) 北大獣医 医学部医学科
(阪大) 85% 北大後期 畜大獣医 超進学校の平均
北大前期 80% 北大前期 北嶺・札幌南(いいとき)の平均
(埼玉大 大阪教育大)75% 千歳科学技術中期(埼玉大 広島大)札幌北の平均
小樽商大 70% 札幌医大看護 札幌旭丘の平均
教育大札幌(弘前大)65% 教育大札幌(弘前大)上位市内トップ校の平均
教育大札幌以外 60% 教育大旭川 全国平均 下位市内トップ校の平均
55% 室工大 北見工大(理系科目の配点が高い)