天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

各科目の分析(英・数・国)

【英語】 バランス 英文は非常に易しく単語レベルも低いが、量だけは非常に多いという特異な問題構成。 配点は大学によって若干違うものの基本は長文110リスニング40その他50くらい。 東大型の対策をしていれば全く問題ない。京大型の受験生はある程…

センター利用難関私大の配点

【英・数・国の難易バランス】 英語(リスニングも)と漢文、数学1Aは非常に易しいが現代文はそうでもない。 古文、数学2Bは結構難しい。下手な2次・私大よりよほど上のレベル。 英語は大抵の場合リスニングを含めた250点を200点に圧縮する。 難…

受けておくべき模試

難関大学を目指すなら、学習がうまく行っているかをチェックし 目標までの距離を測るために全国模試の受験が欠かせません。 しかし、志望校の傾向に沿ったものでなければ学習効果も低いですし 自分の位置を確かめることができません。 その模試を選ぶ参考と…

全般的な傾向と対策

文系大学入試の最大の特徴は国語の割合が大きくなることです。 多くの大学で、国語の配点が理系の数学と同等以上のものがあります。 国語の試験がない慶応大学でも、小論文や英語の中で国語力が問われます。 難関大学の文系英語では、日本語で読んでも理解が…

文理格差神話について

理系の方が文系より学力が高いと信じている人が多いです。 特に地方に行くとその傾向が強い。 このことは確かに真実の一面を突いています。 地方の国立大学では理系の負担が大きくなるからです。 いわゆる地帝における2次試験の科目について 文系は英語・国…

このブログについて

ウェブ上には無数の受験情報が飛び交っています。 大部分は個人の経験に基づくものであり、そのまま信用することはできません。 たいてい単なる好き嫌いや学歴コンプレックスなど、さまざまな要因で歪んでいるものです。 情報の発信者の中には自社製品の売り…