天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

#中学校

英語

英語の試験はたいてい 読解や単熟語の知識問題と文法問題 で構成されます。 これらに対応する学習法がシャドウイングと例文暗記です。 シャドウイングとは、CDなどの発音をなぞるように 教科書の英文を繰り返し読むことです。 発音を含め文章を覚えてしま…

理科・社会 一貫校編

一貫校ではいきなり高校の教科書を使い、 それに準じたテストを行うことがあります。 この場合は「書き込み教科書」など、 教科書に即応したテスト対策向けの 補助教材が多く市販されているので 形式に応じて適当なものを選び、 即答できるようになるまで繰…

理科・社会(公立向け)

公立中学校の理科や社会のテストと言えば 一部の分野を除いて、圧倒的に用語を書かせる問題が多いものです。 短い文を記述させる問題もあるでしょうが、、 それらも2,3のキーワードを覚えているかが鍵になります。 効率よく用語を覚えるには、穴埋め式の…

数学(一貫進学校編)

中高一貫の進学校では、進度が速いだけあって テスト範囲も相当広くなります。 テスト前の「テスト勉強」だけで乗り切るのは 困難ですから、普段からの「テスト勉強」が 重要になってきます。 テスト勉強とは時間内に正答を出せるようにすることです。 小テ…

国語・古文(私立用)

古文のテストも授業に対応して概ね2タイプあります。 一つは、短文を使った文法問題中心のタイプ。 もう一つは長文にいろいろと設問をつけるタイプです。 どちらの場合もカギになるのは短文解釈の練習。 文法問題中心の場合は、授業対策と同様に 渡されたド…

国語(公立向け)

国語のテストは、知識問題と読解問題に分かれます。 読解問題は教科書の文章からそのまま出題されます。 知識問題は漢字の読み書きをはじめとして、 問題だけをみて答えられるようにしなければなりません。 例えば機械的に「10回書いて終わり」では 点数に…

理科・社会(一貫校向け)

一貫校における理科・社会のカリキュラムには 学校や教師の個性が色濃く反映されます。 要するに、内容はかなりバラバラなので それを理解するためにも個別の対策が必要なのです。 ただし、明らかに問題のある類型のカリキュラムというのが 一定の割合で存在…

理科・社会(国公立向け)

理科や社会の授業がわからない理由として、 まず考えられるのが国語力の不足です。 先生の説明や教科書の記述に知らない言葉が多くて 理解できなくなる、というパターンです。 この場合は、まず国語を克服してください。 次に考えられるのが具体的なイメージ…

数学(中高一貫校向け)

難関私立校に合格するような生徒にとって、 中学校内容の数学はそう難しくありません。 しかし、進度は相当速い上に体系重視のカリキュラムのため 中1・中2時点でも高校内容の数学を相当量扱いますから油断は禁物です。 現に「燃え尽き症候群」や「中だる…

数学(公立向け)

中学校で数学の授業が理解出来ないという場合、 小学校の算数からつまづいているという話はよく聞きます。 数学は負の数まで含めた四則計算から入るため、 算数がわかっていなくてもある程度ついていける面もあるのですが 最低限理解していないと文字式あた…

英語(私立中高一貫校向け)

「トレジャー」のような一貫校向け教科書には 教科書ガイドがありません。 そして、一年一冊のペースで学習していくと 中2の後半あたりから高校レベルになります。 さらに中高一貫校では「シリウス発展編」のような かなり難しい文法問題集を使う場合があり…

英語(国公立向け)

英語は積み重ねの教科ですから、授業がわからないという場合 わからなくなったところまでさかのぼって学習しなおす必要があります。 しかし、一般的な教科書やワークでは 「なぜその意味になるのか」という肝心な部分の説明が欠けており そもそも単語や例文…

国語(古典・中高一貫向け)

中高一貫校では、英語や数学の先取りという印象が強いと思いますが 国語においても公立では高校から始まる「古典文法」を 中2の半ばくらいまでに早々と始めてしまうのが一般的です。 中学内容の古典を飛ばしていきなり高校内容を扱うような場合、 数学や英…

国語(特に苦手な人向け)

中学校入学時点でもっとも大きな差がつきやすいのは国語です。 小学校では意味・内容の把握より、文字の読み書き自体を優先するため 言葉の意味まで含めて学習できていたかどうかでは 人それぞれということになってしまいがちなのです。 意味のわからない語…