天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

今のままのマッコリには可能性がない

韓国に対する国民感情の悪化、そして今後の増税ラッシュによる生活防衛意識の高まり。
スーパーでふつうに買えるようになっているマッコリですが
今のままでは今後厳しいのではないかと思います。

そもそも日本で一般に流通しているマッコリは本物の
生マッコリではなくマッコリ風のリキュールでしかありません。
乳酸菌飲料であればはっきり申し上げてしまうと
日本酒3リットルをカルピスプラス3リットルで割ったもののほうがおいしいのです。
日本酒のカルピス割りは「カルピ酒」としてすでに知られていますが
マッコリ風リキュール以上にマッコリ風の飲みやすさが魅力。
やすい日本酒ならこの量で1000円程度、カルピスも300円程度ですから
1リットルあたりの値段は200円強となります。
それに対してマッコリは1リットルで500円もします。
日本酒+カルピスのの2倍以上と非常に割高です。
そしてこの値段は日本限定のボッタクリといっても良い価格なのです。
韓国国内でのマッコリ風飲料はせいぜいが日本酒+カルピス程度だという事実に多くの消費者が気づき
スーパー側もそれを感じ取ったとき何が起こるでしょうか?

いずれにしても今のままでは日本のマッコリに未来はないでしょう。
再来年以降もマッコリが生き残るのには本物への転換か
少なくとも韓国国内価格並への大幅な値下げが必要であると思います。