北嶺中の算数は形式や難易度がわりと安定しています。
1は工夫するタイプの計算問題
2は典型問題そのものかほんのちょっとだけひねった小問集合
3〜5が小問誘導型の応用問題で典型ベースの文章題・図形・読解問題のセット。
難易度は3〜5の後半以外はだいたい標準レベルまで、後半に難問が含まれる場合もあり。3〜5の後半は典型から外れることもあるものの、地道に作業すれば解けてしまうことも多い。この地道に作業すれば、というのがポイントで計算問題や典型問題をすばやく処理してないと時間切れになりやすいでしょう。
対策としては地道な作業の練習のほか、計算のくふうと面積の求め方は知識問題として瞬殺できるようにしておくこと、そして過去問で易しい問題を確実に解けるように時間配分の練習をしておくことです。比較的易しい問題をすべてとけば受験者平均点(ボーダーより結構上)の6割程度にはなりますし、地道な作業で取れる問題まで取れば合格者平均(7割前後)も超えるはずです。
それぞれ特化した問題集があるので、基本ができていればそれなりに短期間でも対策可能だと思います。
計算のくふう
面積の求め方
地道な作業
時間配分