天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

大まかな傾向について

マーチや関関同立と総称される大学の場合、
上位学部は早稲田大学などと同様に個性豊かな傾向のことが多いです。
地方の国公立大学と比べ問題が難しいことも多いので
バランスによっては個別に対策が必要になるでしょう。

中央大学法学部や学習院大学では国公立と同様の記述問題が中心になります。
中央法の政経を除けば細かい知識は問われにくく、国公立と併願しやすいです。

立教大学青山学院大学などのいわゆるミッション系では上智と同様に
英語重視の傾向があり、特に単・熟語のレベルが高めになります。

いわゆる日東駒専や地方私立大学などそれよりランクの落ちる中堅以下の大学ではほぼ一様に
単語の意味や社会の用語を直接問うような一問一答形式の出題が多くなります。
「一問一答はよくない」「英語は読み込みだ」といった戦略は難関大学センター試験向けのもので、
これらの大学を受験する場合は必ずしも当てはまらないことに注意しましょう。