天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

2014年 センター試験難易度速報まとめ

あくまで速報時のデータであり、後から更新される場合があります。

       河合     駿台     代ゼミ    東進  昨年度平均点
    
世界史    並み     並み     やや難    並み  62
日本史    やや易    やや難    やや易    やや易 62
地理     やや易    並み     易      やや易 62

倫理・政経  やや易    易      並み     やや易 61

国語      並み    並み     やや易    やや易 101
英語      並み    並み     並み     並み  119

世界史は用語レベルが上がり、応用度ダウン。
日本史は逆に用語レベル下がり応用度アップ。
倫理・政経も用語レベル下がり応用度アップ。
科目の性格が昨年より強く現れたと言えそう。

生物   やや難     やや難    やや難    やや易  61
地学    難       難      難      難   69
物理    並み      並み    やや易    やや易  63
化学   やや易      並み     並み     並み  64

数学1A   易       易    やや易     易    51
数学2B  並み     やや難     並み     並み   56
      河合      駿台    代ゼミ     東進

数学⒈Aまで難しかった去年とは違って
国語と2Bが難しいという例年通りのバランスのようです。
ほかの科目で確実に9割取った上で、国語と2Bでも大崩れは防ぐ
これが文系難関大学志望者の基本的な戦略となります。
詳しくは各大学の傾向を確認して頂きたいのですが、
概ね首都圏の大学志望者は数学の計算を、その他の難関大志望者では古文漢文を厚めにやっておくと効率がいいです。