天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

各予備校の2020年センター試験難易度速報

     河合   駿台  代ゼミ   東進  昨年度平均点

 

世界史 やや難   並    並   やや難    65

日本史  並    並    並    並     64

地理  やや易   並   やや易  やや易    62

倫政   並    並    並    並     64

 

国語  やや易   並    並    並    122  

英筆記  並   やや難   並    並    123

英リス  並    並    並   やや難    31

 

化学基  並   やや易   並   やや易    31

生物基  並   やや難   並    並     31

地学基  並   やや易  やや難   並     30

 

数学1A やや難  並    やや難  やや易    60

数学2B  並   並   微かに難  やや難    53

 

化学    並?    並    やや易   並     55

生物              並 ? 並    やや易           並 63

物理    並?  やや易   並      並    57

 

駿台、河合は予想平均点の速報も出しました。

数学がどちらも下がる、英語が多少下がる、社会は多少上がる、国語、理科は変わらずの予想。数学、英語の低下によって、5教科総合では2〜3%下がる予想となっています。

 

感想 

世界史と日本史、数学1Aと2Bはそれぞれの特徴が先鋭化しましたね。国語は古文の選択肢、漢文の本文が少なめで現代文に時間をかけやすかったはず。英語は来年からなくなる予定の第2問後半の処理が明暗を分けそう。世界史を除けば知識レベルを下げて応用度を上げる傾向が続き、中学入試、高校入試時点の差を埋めるのがますます困難になってきているのではないでしょうか。