大学入試改革のうち、現行のセンター試験に当たる「共通テスト」については英語の民間試験や国語の記述問題が炎上してくれたおかげで、広く知られるようになっています。ところが、センター試験を「基本」と「発展」に分けるという当初の議論についてはあまり話題になることがありません。
実は話題になっている「共通テスト」は「発展」の部分に当たります。では基本についてはどうなっているのかというと
認定されたツールは基本・標準に分かれており、概ね基本が中学内容、標準が高校初級内容ですね。今の数検や文章力検定には今後の入試で増加が予想される「難易度の低い応用問題」が多く含まれ、これからそうした問題を解くことになる小中学生には格好の目標になるかもしれません。数検に関しては、すでにかなりわかりやすい参考書もそろっています。級によってわかりやすいシリーズが違うのでまとめて紹介しておきましょう。
算数+中2範囲まで
U-CANの数学検定4級ステップアップ問題集 第3版【予想模擬検定(2回分)+過去問題(1回分)つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
- 作者: ユーキャン数学検定試験研究会
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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U-CANの数学検定5級ステップアップ問題集 第2版【予想模擬検定(2回分)+過去問題(1回分)つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
- 作者: ユーキャン数学検定試験研究会
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2017/06/30
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基本タイプ
標準タイプ
文章力検定 基本タイプ
標準タイプ
某名門一貫校や塾の進度を参考にすると、中1で基本タイプ、中2で標準タイプが一つの目安になりそうですね。