天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

一週間で受かった日本語教育能力検定 私の勉強法

先に断っておきますが、こと「受験」においては私の経験は特殊であり
そのまま真似てもうまく行く保証はありません。
どの程度特殊かという部分をいくつか挙げておきますと
東大実戦国語1位
国家公務員1種(法律職)1次試験合格
程度の受験経験があり
ふだんから古文や英語を教えているという教育経験もあります。
英語力はさほど目立つものではありませんが、
大学で第二外国語であるスペイン語のほか、
中国語や韓国朝鮮語の単位も取得しています。

言語学」や「国際関係」を学んだわけではありませんが、「日本語教育教科書」
を読みこなすのに、特に困難は感じませんでした。実際の勉強は次のようなスケジュールでした。

1日目 とりあえず通読して理解
2日目 シャドーティーチングで文法問題を抑える
3日目 タイムアタックで用語問題を半分くらいは抑える
4日目 残りの用語を覚える、発音表を書けるようにする
5日目 リスニングのシャドーティーチングと一問一答
6日目 うろ覚えや間違えた部分に絞っての復習と過去問。
7日目 できなかった部分のシャドーティーチング。

結局、出たら出来ないだろうと思っていた人名を問うような問題は一問もなかったので
一問一答は役に立ちませんでしたし、過去問もかなり時間に余裕を持って解けていましたし
この資格の過去問には解説がついていないため、特に得るものはありませんでした。
5日目のリスニングまでと復習で十分合格点が確保できていたはずです。