http://blogs.yahoo.co.jp/tenryumichaelhitoshi/6307.html
ブログ開始時に書いたように、受験に関する情報があまりにもたくさん出回っています。
「オリジナルのカリキュラムを作る」ようなサービスを行う業者もここ数年でずいぶん増えたようです。「受験情報産業」とでも呼ぶべきIT化した業者ですね。
それが健全なものばかりなら歓迎すべきことなのですが、残念ながらそうではない。
何万円、何十万円とするような高額教材を売りつけたり、合格実績を捏造したりする悪質な業者も多数進出してきています。高額教材販売、過大広告、総額を明示しない不誠実な料金表示などは従来から指摘されていた「教育産業」の汚点です。それが、「受験情報産業」にも引き継がれていると考えればいいでしょう。その呆れるほどの乱立振りは例えば「最強の勉強法」を検索してみれば実感できます。最強というからにはどれか一つが本物なら後は全部偽者、ウソつきということになるでしょう。
話は唐突にかわるのですが、この世界には「自称キリスト」が大勢います。
日本にもけっこういますが、「自称キリスト」が一番多いのはロシアだそうです。
聖書にはキリストの予言として「終末が近づくと大勢の自称キリストが出現する」というような記述があることから本物のキリストが「我こそは再臨のキリストである」などと名乗ることは決してないとされます。
単純な話ですが、どんなに勉強しても入学試験で合格点を取らない限り大学には受かりません。
「絶対受かる勉強法はありえない」ことや「本当に最強なのはひとつしかない」ことを知っていれば悪質な業者を見抜くことは難しくないと思います。
むろん、私がある時点で提案した学習法が「最強」ということもあり得ません。
私の技術は常に更新され続けているからです。
