天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

大学合格実績の分析 旭川東高校

基本情報

○生徒数280
○入試難易度 得点率85%以上

情報公開度
現役・浪人や早稲田、慶應の学部など十分な情報量
http://www.asahikawahigashi-h.ed.jp/sinrojyokyo/hei20sinro.htm

平成20年の主な合格実績
○東大8名(現役5名、文1の1人と後期1名以外は全て理系)
○国公立医学科10名(?)うち現役5名
○医学科を除く北大45名(現役27名)
○道外難関国公立27名
○その他道内国公立54名
早慶27名(うち現役14名、2名以外は全て文系学部)
○道内私立大学60名(うち現役40名)

分析

地域トップ校の例に漏れず、学力層は広く、進学先もかなり多様、そして国公立志向が強い。もっとも東大文系や旧帝医学部レベルはトップ層でもかなり苦戦している。早慶合格者が道内では札幌南に次ぐ人数で、しかも上位学部中心。北大・道内国公立・道外国公立・道外私立・道内私立のバランスが取れているし、道民にはあまり馴染みのない学校も多く含まれていることから、公立高校としては進路指導がよく機能しているものと思われる。