ネット上で「参考書ルート」などと呼ばれる市販の参考書を利用したカリキュラムを探そうとすると地方の国公立大学に重点を置いたようなものはなかなか見当たりませんが、首都圏の私立大学や全国区の難関大学に対応したものならたくさんあるというのが数年前までの常識でした。
ところが、ここ最近はそういったカリキュラムの情報がYouTubeでしか見られないというトレンドのようです。YouTubeの動画もブログや記事と同様に玉石混淆なのですが、中でも優れていると思われるものをいくつか紹介します。
まず日東駒専レベルを目標にあわよくばMARCH、もしかしたら早稲田という首都圏のボリュームゾーンがターゲットのもの。以前はテキストで公開されていた情報なのですが、現在は動画でしか見られないようです。エディットスタディーという専門塾のノウハウですが、卒業生のあべしゅんこさんが動画で解説しているものとなります。
国公立まで含めた難関文系ではCASTDICETVが強いと思います。塾長のコバショーさんは高校からの開成→東大文系という経歴が私と似ているので、問題意識や発想法にも共通する部分があるのかもしれません。
理系科の主要科目が一番いいと思うのは大学受験イチバンチャンネルというVtuberです。アマチュアの個人だそうですが、最新の参考書を真っ先に取り入れる点といい、網羅性や知名度より使いやすさを重視した参考書のセレクトといい見事というほかありません。
もちろんいずれも汎用的なものですので、個人の学力状況や受験予定校に合わせられるという意味では私が作るような(有料の)ものの方がより効果的だとは思います。