国語が得意かどうかを決める大きな要素が語句の知識や文章の話題に関する背景知識です。最近になってこの分野の良書がどんどん出てきています。
こちらはドリル(決して易しくはない)形式で、知識を身につけられるのが今までの本とは違う。
内容はとても充実しているのですが、それだけに「読むだけでサクっと教養が高まる」であって、「サクっと読める」わけではないので注意。
どれもレベルがはけっこう高いので、ほんとうに国語が苦手な人にはなかなか勧められないのがもどかしいところです。想定されるのは、基本的なテストではだいたい解けるが、受験対応のテストやハイレベル模試になると途端にできなくなるくらいの国語力。問題が易しい都道府県なら、公立高校入試くらいならほとんど失点しないくらいですからね。
こちらもアプリで無料で読めるいうのは文句無しに素晴らしいのですが、最難関私大にも対応できる解説の深さや網羅性もウリにしているような本なので、苦手な人がいきなり使いこなすのは厳しそう。