北海道日本ハムファイターズが埼玉西武にまさかの連敗。
これは西武上位打線の完璧な対策がなしえた業でしょう、
西武の上位打線は私と同じ「詰め込み世代」が中心で
ダルビッシュや同じ西武の下位打線を占めるゆとり世代と比べて
身体能力では明らかに見劣りします、
野球シミュレーションゲームでも触ってみれば簡単に実感できるのですが
ダルビッシュ投手のスライダーは読んでいてもなかなかミートできない魔球です。
しかも、策士ダルビッシュは嫌がらせ的に曲げ方の程度をコントロールしてきます。
ダルビッシュの強さは絶対的なストレートやスライダーの強さ、変化の種類に加え
その強さを状況によって段階的に変え、打者のタイミングを外してくる狡猾さにあります。
生半可な対策では簡単に餌食にされてしまう。
それを見事に狙い打ったさいたま西武上位打線の努力、
そしてそれを可能にした底力は見事と言うべきでしょう。
傾向がはっきりしていてもそう簡単に対策できないのは東大の数学や英語と同様です。
絶対的能力の差があっても攻略は決して不可能ではないが
そのためには底力と十分な努力・研究が必要。
素の良し悪しはともかくとして、一流の世界でやっていくために
必要な努力・研究を軽視してはいけません。