一口に早稲田といっても学部によってまるで傾向が違うので
大学名より学部を重視する人は注意が必要です。
法学部はどの科目もわりと難しいのですが、どういう風に難しいかという点において学部色が強く出ています。
政治経済学部は国語が結構難しいのに対し数学は簡単、英語も標準的です。社会もあまり難しいというほどではありません。そのため社会選択の場合、合格ラインはかなり高くなります。教育学部がこの傾向に近いので学部にこだわらないのなら併願が勧められます。
商学部は国語・英語が易しいのに対し社会が異様に難しく数学もかなりの難易度です。早稲田の社会に対する世間一般のイメージが最もよく当てはまる学部でしょう。社学もこれに近いバランスです。
国際教養学部は英語以外どれをとっても非常に易しい出題です。見かけの配点以上に英語が重視されている言っていいでしょう。
文学部は国語・英語がかなり難しいのに対し歴史は基本的な出題。文化構想学部はこれをやや薄めたような傾向になっています。
各学部の傾向に関してはweb上のフリー教科書「wikibooks」が非常に良くできていますので、そちらも参照することをお勧めします。
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96