天流仁志の受験情報ブログ

東大法学部(政治コース)卒、受験戦略研究の専門家です。ノウハウの大部分は「学習の作法」を始めとする著書で公開しており、本ブログは今のところその補完的な位置づけとなります。趣味の選挙の話もたまに書きます。

北海道 そのほかの選挙区

北海道10区 
民主の小平は世襲・高齢のため強くないが自民も小泉チルドレン飯島夕雁で求心力に欠ける
地盤のある小平が優勢

北海道9区
民主・仲野は強い候補ではなく、全釧路市長の自民・伊藤は一定の知名度がある。しかし、ムネオ票が圧倒的に強い地域のため仲野の優勢は揺るがない

北海道6区
民主・佐々木は農協出身。自民の現職・今津は目立つ活躍がなく地盤を崩すにはインパクトが足りない。
地盤を持つ佐々木がやや優勢。

北海道3区
民主・荒井は東大農学部卒で、同学部の講師も務めたことがあるインテリ。一方の自民・町村派の石崎も京大卒。安倍元総理に近く、保守に浸透できる。強力な候補が接戦を繰り返してきた選挙区だが、今回は共産票を取り込める荒井が優勢。

北海道2区 金満議員として有名な民主・三井と日大から北大へと学歴ロンダリング、もとい最終学歴更新を果たした自民・吉川の争い。共産・社民・幸福のほか市民団体代表の無所属候補も出て乱戦模様。特に社民党の31歳女性フリーター候補が浮動票をさらいそうなので、保守票を集められるかがカギ。強大な資金力、もとい組織力を誇る三井が優勢か。